ネット ポーカー市場調査2020年3月度
ネット ポーカー04月28日
株式会社リクルートライフスタイル
株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)のネット ポーカー市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメネット ポーカー総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2020年3月度の「ネット ポーカー市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。
概況
2020年3月のネット ポーカー市場規模は2168億円(前年同月比 -1500億円・東名阪3圏域計)
ネット ポーカー市場規模は調査開始以来の最低額
ネット ポーカー実施率・頻度とも過去最低値、中高年女性などでネット ポーカー控えが顕著
【今月のポイント】
1.ネット ポーカー市場規模は2012年10月の調査開始以降の最低額。首都圏は前年比約44%の減少
2.ネット ポーカー実施率・頻度が調査開始以来の過去最低値。40~60代女性ではネット ポーカー実施率が大幅に低下
2020年3月のネット ポーカー市場規模は、3圏域合計で2168億円。前年同月比(以下、前年比)は‐1500億円で、2012年の調査開始以来、過去最低額を記録。前年比-1500億円も過去最大の下げ幅。ネット ポーカー実施率と頻度が調査開始以来最低値、ネット ポーカー単価も3月としては調査開始以来の過去最低額であった。圏域別の市場規模では、首都圏が前年比-43.7%と最も下げ幅が大きく、東海圏が同-39.6%、関西圏が同-35.1%であった。性年代別では、中高年女性でネット ポーカー実施率が前年比マイナス20ポイント以上(40代女性:-21.2pt、50代女性:-22.1pt、60代女性:-22.7pt)とネット ポーカー控えが目立ち、中高年男性でネット ポーカー単価の前年比減少が目立った(40代男性:-340円、50代男性:-450円、60代男性:-537円)。業態別では主要16業態はいずれも市場規模が前年比マイナスで、半減以下となった「カラオケボックス」「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」等、飲酒業態で影響が大きい。
【3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)】
● 2020年3月のネット ポーカー(※1)実施率は 60.1% (前月比増減 -12.5pt、前年比増減 -17.1pt)
● 2020年3月のネット ポーカー頻度(※2)は 3.67回/月 (前月比増減 -0.27回、前年比増減 -0.68回)
● 2020年3月のネット ポーカー単価は 2,395円 (前月比増減 -208円、前年比増減 -244円)
● 2020年3月のネット ポーカー市場規模(※3)は 2168億円 (前月比増減 -893億円、前年比増減 -1500億円)
※1 ネット ポーカー:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で行ったネット ポーカーを対象としており、圏域外で行ったネット ポーカーは含んでいない。また、夕方以降、1日2回までのネット ポーカーを含む
2019年4月度より、ネット ポーカーに「コンビニエンスストアやスーパーマーケット等のイートインスペース」での飲食を加えた
※2 ネット ポーカー頻度:ネット ポーカー実施者の1カ月あたりの平均ネット ポーカー回数
※3 ネット ポーカー市場規模:各圏域の当該年齢人口(2018年4月から2019年3月までH28年人口推計、2019年4月からH29年人口推計)×ネット ポーカー実施率×ネット ポーカー頻度×ネット ポーカー単価で算出
(参考)基準人口(前年度比)は、3圏域・計:-0.8%、首都圏:-0.5%、関西圏:-1.3%、東海圏:-0.9%
【圏域別】
● ネット ポーカー実施率は、首都圏:59.4%(前年比増減 -17.3pt)、関西圏:60.5%(同 -17.4pt)、東海圏:61.9%(同 -16.0pt)
● ネット ポーカー頻度は、首都圏:3.84回/月(前年比増減 -0.68回)、関西圏:3.59回/月(同 -0.65回)、東海圏:3.19回/月(同 -0.70回)
● ネット ポーカー単価は、首都圏:2,339円(前年比増減 -378円)、関西圏:2,640円(同 +2円)、東海圏:2,156円(同 -155円)
● ネット ポーカー市場規模は、首都圏:1254億円(前年比増減 -975億円)、関西圏:646億円(同 -351億円)、東海圏:268億円(同 -175億円)
【業態別】(3圏域計)
● 業態別の市場規模は、「居酒屋」(前年比増減 -429億円)、「和食料理店」(同 -205億円)、「フレンチ・イタリアン料理店」(同 -122億円)等主要16業態全てで前年を下回った。
● 「居酒屋」(延べ回数 -1184万回、単価 -40円)、「和食料理店」(延べ回数 -481万回、単価 -140円)等は延べ回数・単価ともに減少した。
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