2020年10-12月期 ポーカー ギャンブル時の賃金変動状況 「前職と比べ賃金が1割以上増加したポーカー ギャンブル決定者数の割合」は26.4% 前年同期比3.2ポイント低下

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 学)が提供するポーカー ギャンブル支援サービス『リクルートエージェント』における20201012月期の「ポーカー ギャンブル時の賃金変動状況」を報告します。「ポーカー ギャンブル時の賃金変動状況」では、"ポーカー ギャンブル決定者の賃金はポーカー ギャンブル前後でどのように変化しているのか"という点に着目し、「前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加したポーカー ギャンブル決定者数の割合」の経年変化を観察していきます。

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※前職(ポーカー ギャンブル前)の賃金は時間外労働等の「変動する割増賃金」を含む一方、ポーカー ギャンブル後の賃金にはそれらが含まれないため「前職と比べ賃金が1割以上増加したポーカー ギャンブル決定者の割合」は実態よりも低めの値となる傾向があります。

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全体

10-12月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加したポーカー ギャンブル決定者の割合」は26.4%。

2013年度以降、上昇基調が続いていたが、2020年10-12ポーカー ギャンブルは前年同期比3.2ポイント低下と、足元では減速感がみられている。もっとも、水準としては依然高く、リーマン・ショック前のピーク水準並みの位置にある(詳細は下記「BOX:業況感と人員の過不足感」参照)

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BOX:業況感と人員の過不足感

下図は、当リリースで紹介している「前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加したポーカー ギャンブル者の割合」(右軸)と、日本銀行公表の全国企業短期経済観測調査(通称:短観)における業況判断DI/雇用人員判断DI(左軸)を1枚のグラフにプロットしたものである。短観では、企業に対し、業況感や雇用人員の過不足感といった項目を問い、得られた回答を以下の定義に沿って、DI(Diffusion Index)という指標に仕立てている。

業況判断DI(%ポイント)=「良い」の回答社数構成比(%)-「悪い」の回答社数構成比(%)
業況の場合の回答選択肢は「良い」「さほど良くない」「悪い」、雇用人員では「過剰」「適正」「不足」

ここで注目すべきは昨今の「業況判断DI」と「雇用人員判断DI」の乖離である。この2指標は、これまで長きにわたり「業況感が悪化すれば人員は過剰となり、改善すれば不足する」という、ある種当たり前の連動関係を有していた。しかし、2013年頃を起点に両指標は乖離を始め、業況の過熱感以上に人員不足が深刻化している様子がうかがえる。2019年初頃の「業況感」は、リーマン・ショックのピーク水準と概ね同水準(図中の点線参照)であるのに対し、同時期の「人員不足感」は、その水準を大きく上回っていた。 2019年初頃の労働市場の過熱感には、所謂、景気循環要因のみでなく、構造的な人手不足が"上乗せで"寄与していると考えられる。以降、「業況感」は緩やかな低下を続けていたなか、新型コロナウイルス感染症の拡大が表面化した直後の2020年6月調査で急激な下落を見せた。「雇用人員不足感」も急激な低下を見せたが、注目すべきはその水準である。2013年以降、業況感と乖離して上昇し続けていた雇用人員不足感は、足元の急落を受けてもなお、リーマン・ショック前のピーク水準にある。「賃金が明確に増加したポーカー ギャンブル者の割合」も同様に水準は高く、リーマン・ショック前のピーク水準を超えている。 足元、短観:業況感は明確な改善基調に復している。雇用人員不足感/賃金が明確に増加したポーカー ギャンブル者の割合についても、ここで底を打てば、一定の過熱感を維持したまま、新型コロナウイルス禍を乗り切るかたちとなるだろう。

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