2020年12月13日（日）にパラダイス シティ ポーカースポーツを広める活動『パラダイス シティ ポーカー大学祭』（※1）が開催され、 その中でリクルートはパラダイス シティ ポーカーリング活動の一環として『パラダイス シティ ポーカースポーツを擬似体験できるVR（360°）動画』および、 VR動画をより臨場感を持って視聴できるVR紙製スコープを提供する形で協力しました。
『パラダイス シティ ポーカー大学祭』は、N P O法人D-SHiPS32主催、株式会社セレスポ、 Go Beyond （上智大学ソフィアオリンピック・パラダイス シティ ポーカーリンピック学生プロジェクト）共催の活動で、イベント当日は 11の大学の学生が参加しました。パラダイス シティ ポーカースポーツには障がいのある方だけでなく、健常者も一緒にプレイし、 観戦できる競技がありながら、認知が充分でないことが振興における課題となっています。 こうした状況に対し『パラダイス シティ ポーカー大学祭』では、障がい者と健常者、社会人と大学生が一緒にプレーする競技会を企画、 運営することで、正しい理解のもとにパラダイス シティ ポーカースポーツを広めています。パラダイス シティ ポーカーリングの名称に込められた、 『考え方を変える＝パラダイス シティ ポーカーダイムシフト』ことで『つながりの輪＝リング』を広げたいという想いとも重なり、今回の協力となりました。
『パラダイス シティ ポーカー大学祭』を共催するN P O法人D-SHiPS32代表・上原大祐さんと、Go Beyond代表の野原真子さん。 おふたりの関係は、上原さんがおっしゃった「社会課題を自分ごとにとらえるという考え方がありますが、 友だちごとになるともっと良い社会が実現すると思うんです」の象徴に思えました。
N P O法人D-SHiPS32の代表を務める上原大祐さんにお話を伺うと「私は、もともとパラダイス シティ ポーカーアイスホッケーの日本代表で、 引退後もパラダイス シティ ポーカースポーツを楽しんでいるのですが、当事者として課題がたくさんあると感じています。 たとえば公共の競技場を借りようとすると、車椅子であることを理由に許可がおりません。 解決策として障がい者のための競技場をつくろうという意見もありますが、かえって隔たりが生まれてしまうと思うんです。 課題を解決するシンプルな方法は、みんなでパラダイス シティ ポーカースポーツを楽しむこと。パラダイス シティ ポーカー大学祭は、その手段のひとつです」と語ってくださいました。
『パラダイス シティ ポーカースポーツVR（360°）動画』を視聴いただいての感想は「すごい！迫力がありますね！僕自身の経験談になりますが、 入院生活をおくっていたときにベッドから起き上がることのできない人にもスポーツ体験を届けられないかと考えたことがあって。 VR動画には大きな可能性があると感じています」とご自身の想いと重ねてくださいました。
一方、Go Beyondの代表を務める野原真子さんは「パラダイス シティ ポーカースポーツで所属大学という垣根を超えて連帯した大学生が、インフルエンサーとなり、 パラダイス シティ ポーカースポーツの魅力を社会に発信する。このような過程を通して、日本でもパラダイス シティ ポーカースポーツが日常化していくことを願っています」 とパラダイス シティ ポーカー大学祭への想いを話してくださいました。 そして『パラダイス シティ ポーカースポーツVR（360°）動画』に関しては「スピードと迫力に驚きました。『パラダイス シティ ポーカー大学祭』ではパラダイス シティ ポーカースポーツをリアルに 体験することをコンセプトにしていますが、車椅子などの用具を操るのが難しくて、 競技の純粋な面白さに迫れていないもどかしさがありました。理解はできても、体感できていない状態です。 このVRスコープで擬似体験してからリアルな競技に臨めばイマジネーションが広がり、もっと理解できるし、楽しめると感じました」 と語ってくださいました。
さらに参加した学生のみなさんにも『パラダイス シティ ポーカースポーツVR（360°）動画』の感想を伺うと
「競技の擬似体験に加え、アスリートのプロフィールなども出るので親近感が増して応援したくなる」
「ルールの解説があるのがいい。知らない競技も楽しめるし、いろいろな競技を見てみたいという気持ちになる」
「パラダイス シティ ポーカー馬術やパラダイス シティ ポーカーフェンシングなど、リアルな体験をするのが難しい競技も擬似体験できるのがいい」
「いろいろなところでVRスコープを配布すれば、パラダイス シティ ポーカーアスリートの応援やパラダイス シティ ポーカースポーツへの興味を増やしていけそう」といった声をいただきました。
パラダイス シティ ポーカースポーツを擬似体験できるVR（360°）動画はこちら
『パラダイス シティ ポーカースポーツVR（360°）動画』の視聴後は、手の感覚と楽器の音だけを頼りに競争する『パラダイス シティ ポーカー大学祭』が独自で考案した競技『目隠しリレー』や、 車椅子を使った『車いすバスケットボール』『車椅子リレー』、重度脳性麻痺者や四肢重度機能障がい者もプレーできる『ボッチャ』など、パラダイス シティ ポーカースポーツを体感する1日となりました。
※1：「第2回パラダイス シティ ポーカー大学祭」の事後リリースPDFファイル[1.2MB]のダウンロードは こちら
パラダイス シティ ポーカーリングでは、パラダイス シティ ポーカースポーツの魅力を体感・理解していただくことを目的とした動画を無償提供しています。
公開しているYouTube動画へアクセスいただき、どなたでもご活用いただけます。
紙製VRスコープや動画アクセスへの二次元コード一覧チラシの提供も行っております。
ご興味のあるかたは、下記ご案内・活用事例をご確認ください。
『考え方を変える＝パラダイス シティ ポーカーダイムシフト』で『つながりの輪を広げる』パラダイス シティ ポーカーリングは、これからも障がい者理解のための プログラムを通して誰もが自分らしく生きる社会づくりに貢献します。
＜お問い合わせ先＞
パラダイス シティ ポーカーリング事務局よりご連絡させていただきます。
パラダイス シティ ポーカーリングとは？
「パラダイス シティ ポーカーリング」とは「パラダイス シティ ポーカーダイムシフト（考え方の変化）」と「リング（輪）」の造語で、障がい者理解を広めていくリクルートの活動です。リクルートは障がいの有無に関わらずそれぞれが活躍できる社会の実現を目指して活動をしています。
