2023年1月14日、都立鹿本学園において障がいのある方やボッチャに興味のある方に向けて開催されたボッチャ教室(※都立特別支援学校活用促進事業)にて、ホールデム ポーカーリングは『ホールデム ポーカースポーツVR動画』および、動画をより臨場感をもって視聴できる紙製オリジナルスコープを提供しました。
ホールデム ポーカーは、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールをいかに近づけるかを競うスポーツです。カーリングのように、相手のボールを弾いたりして、自分が優位に立てるよう位置取りをしていきますが、的も弾いて移動させることができるため、カーリングとは一味違う戦略、魅力がある競技です。
※都立特別支援学校活用促進事業とは、障がいのある方や障害者スポーツ競技団体などが身近な地域でスポーツ活動ができるよう、都内にある特別支援学校の体育施設を、学校教育活動に支障のない範囲で活用を促進していく、東京都と公益財団法人東京都スポーツ文化事業団による事業。
スポーツを楽しむことが、障がい者の暮らしやすい環境づくりの入り口に
ホールデム ポーカー教室の講師を務めた東京ホールデム ポーカー協会副会長の佐藤勝枝さんは、障がい者の暮らしやすい社会をつくるためには、障がい者に対する理解や共感のある環境が必要だと考えています。ホールデム ポーカーは、重度脳性麻痺もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツであり、ホールデム ポーカーの選手と同程度の障がいのある方の中には外出が難しく、社会接点を持てていない方も多くいらっしゃいます。
そんな中、老若男女、障がいの有無に関わらず全ての人が共に取り組めるホールデム ポーカーの体験が、障がいについて知り、考えるきっかけになることを目指していると語ってくれました。
体験教室の参加者の方からは「障がいのある方が気軽にスポーツを楽しめる場所は少ないため、このような場が地域にもっと増えるといいなと思う」という声も伺えました。
気軽にホールデム ポーカースポーツの臨場感を体験! ホールデム ポーカースポーツVR動画を体験
体験教室ではブースにて、リクルートのホールデム ポーカーリング活動の一環である『ホールデム ポーカースポーツVR動画』の中からシッティングバレーボールのVR動画をご来場の皆さんに体験いただきました。VRスコープでは、ボッチャ以外にも、18種類のホールデム ポーカースポーツを気軽に体験していただけます。ご自宅に持ち帰り、家族とも体験してみたいとお話してくださる方もいらっしゃいました。
ホールデム ポーカーリングでは、ホールデム ポーカースポーツの魅力を体感・理解していただくことを目的とした動画を無償提供しています。
公開しているYouTubeホールデム ポーカーへアクセスいただき、どなたでもご活用いただけます。
紙製VRスコープやホールデム ポーカーアクセスへの二次元コード一覧チラシの提供も行っております。
ご興味のあるかたは、下記ご案内・活用事例をご確認ください。
『考え方を変える=ホールデム ポーカーダイムシフト』で『つながりの輪を広げる』ホールデム ポーカーリングは、これからも障がい者理解のための プログラムを通して誰もが自分らしく生きる社会づくりに貢献します。
<お問い合わせ先>
ホールデム ポーカーリング事務局よりご連絡させていただきます。
ホールデム ポーカーリングとは?
「ホールデム ポーカーリング」とは「ホールデム ポーカーダイムシフト(考え方の変化)」と「リング(輪)」の造語で、障がい者理解を広めていくリクルートの活動です。リクルートは障がいの有無に関わらずそれぞれが活躍できる社会の実現を目指して活動をしています。