テキサス ホールデム ゲーム。何ができるかアドバイザーに聞きました!
ショッピングモールや駅ビルなどに多く出店している『スーモカウンター』。何となく目にしたことがある方も多いのではないでしょうか? 目にはするけれど、一体何ができるのか…? より良いスーモカウンターのあり方を模索し、最近ある取り組みを始めたという、現役アドバイザーの瀬川千智に聞きました。
― 瀬川さんこんにちは。よく見かける『スーモカウンター』ですが、一体どんなサービスが受けられるのでしょうか?
瀬川:私が勤務している『スーモカウンター』では主に、注文住宅の購入を希望されるお客様向けのサービスを行っています。家が欲しいけれどどうしたら良いか分からないというお客様に向けて、ご希望の土地や建物の相場、住宅ローンの概要をお伝えしたり、ご希望の住まいづくりに合いそうな住宅メーカーや建築会社様のご紹介を行っています。
― 何となく家が欲しいな…くらいの相談で良いのですか?
瀬川:もちろんです。そのようなお客様のほうが多いです。「家を買うにはどんな手順を踏めば良いのですか?」「この辺りで家が欲しいのだけれど、相場はどのくらいですか?」など、家づくりの一歩目にスーモカウンターを選んでいただくことが多いですね。もちろん、「一度住宅展示場に足を運んでみたのだけれど、選びきれなくて相談に来ました」という方もたくさんいらっしゃいます。家づくりの何でも相談所みたいな感じですね。
― 住宅購入ド素人でも受け入れてくださると知って安心しました。
瀬川:家を買うと一口に言っても、注文住宅なのか、建売住宅なのか、マンションなのか、新築なのか、中古なのかなどいろいろと選択肢がありますよね。私は注文住宅を担当させていただいていますが、スーモカウンターのなかには、新築マンションや既にお住まいの住宅のリフォーム相談を請け負うカウンターもあるんです。いずれも、何も分からないけど教えて欲しいという方のサポートをさせていただいています。
― 相談はテキサス ホールデム ゲームなのですよね?
瀬川:はい。全てのサービスがテキサス ホールデム ゲームすし、相談料金が建築費用等に上乗せされることもないので安心していただきたいです。
― それは心強いです。スーモカウンターでは、希望の住まいに沿った提案が受けられるとのことですが。
瀬川:お客様のご希望のエリアやご予算、どんな住宅を望まれるかなどを伺った上で、それを叶えられそうな住宅メーカーや建築会社様を数社ご提案しています。このメーカーさんの家を見てみたいというご希望があれば、住宅展示場等へのご案内も実施。事前に私たちからメーカー様にご連絡もしているので、展示場でもスムーズにご見学いただけるようになっています。
― でも、展示場に行くと見積もりなども出てきて、そのまま契約しなきゃ…みたいな気持ちになりませんか?
瀬川:私たちはお客様の理想の住まい探しをお手伝いしたいので、見積もりをもらったけれどイメージと違ったなどという場合は、お断りの代行もしています。
― え? スーモカウンターって、ただ紹介してくれるだけではないのですか?
瀬川:確かにそう思われることは多いのですが、違うんです。ご希望があればご成約まで伴走させていただいており、「この2社で悩んでいるけれど、瀬川さんどう思います?」とご相談いただくこともあったりと、家づくり決定の最後までご一緒させていただいています。
― ただお薦めだけされるものだと思っていました。家づくりって悩むことだらけなので、相談できる第三者がいるのは心強そうです。
瀬川:はい。お客様の理想の家づくりのお手伝いができるように、多種多様な住宅メーカーや建築会社様と連携させていただいているほか、住宅のトレンドやローンの知識など住宅に関わるさまざまなことを勉強しています。「スーモカウンターに来るまでにかなり調べてきたけれど、全然知らない素敵なメーカーに出合えたのは瀬川さんのお陰だ」と言っていただけることもあるので、日々の勉強は欠かせません。
― かなり心強いですが、スーモカウンターでの相談のハードル自体、結構高いような気がします。
瀬川:そうですよね。予約しないといけないのかな、結構時間かかりそうだなと敬遠されることは多いと思います。実際に本相談されるお客様には所要時間として2時間程かかるとご案内していますし、ハードルは高めかもしれません。
― 確かに初回から2時間だと、ちょっと尻込みしてしまうかもしれません。
瀬川:実際そうなんです。スーモカウンターのあるショッピングモールや駅ビルに訪れるお客様のほとんどは、家づくり以外の用事で来店していらっしゃいます。そのため、ふと住まいの相談をしてみたいなと思っても、「2時間はちょっと…」となり、気楽に立ち寄っていただきにくい状態でした。
― ただ、それを打開しようと、瀬川さんを中心にスーモカウンターで「新10分相談」という取り組みを始められたんですよね?
瀬川:はい。どうすればもっとお客様に寄り添えるのかを考えていた際、そもそもお客様全員が2時間もかけて住まいの相談をしたいのか。もっと短い時間で価値を届ける方法は本当にないのだろうか…という疑問を持ったのです。
― その疑問から「新10分相談」に取り組むことになったと。
瀬川:はい。元々「10分相談」という仕組みはあったようなのですが、私が入社したタイミングではあまり普及していませんでした。ですが、10分で気楽に相談できるというアイデアは、私の考えていた疑問にぴったり合いました。そこで「新10分相談」という施策を考え、お客様が気軽に相談できる環境づくりに取り組むことにしたんです。
― 「新10分相談」は現在、瀬川さんのいらっしゃる埼玉県内のスーモカウンターを中心に、全国に広がっているとか。
瀬川:はい。お客様のインサイトとして、「家づくりに興味はあるけれど、いきなり2時間はちょっと大変そう」があると思っていました。そのため、できるだけハードルを下げられるように相談時間を10分に設定し、いかに10分でお客様に価値を提供できるかを考え、手順やお声掛けの仕方まで段取りを整えて、実施。まずは自店舗で実施して効果を実感した後は、近隣店舗に協力を仰ぎながらより良い形を模索していきました。
おかげさまで評判は上々で、「10分なら」とフラッと立ち寄られるお客様が増えました。もちろん今まで2時間でご提供していたことを10分でやりきれるわけではなく、どういったことがお手伝いできるのかのご紹介や簡単な資金シミュレーションに留まるのですが、そこからそのまま本相談に進まれる方も。皆さんまずはきっかけが必要だったのかなと思っています。お客様からも「今日は映画を観に来たけど、上映時刻まで少し時間があるのでちょっと相談してみた」「何か気になっていたけれど、立ち寄りにくかった。10分なら気楽」など、ご相談へのハードルが下がったというお声をいただいています。
― お客様の気持ちに寄り添った結果の「新10分相談」だったのですね。
瀬川:はい。家づくりって一生に一度あるかないかの大仕事です。そんな貴重な機会に一緒に携わらせていただく以上、お客様に最高の選択をご提供したい。それに、私もスーモカウンターで働くようになって初めて気づいたのですが、家づくりで大事にしたいことってお客様それぞれ全然違うのです。だからこそ、それぞれにとってベストな選択になるよう、しっかりとしたヒアリングを行ったり、お客様ご自身で調べるだけよりも、多くの選択肢をご提供できるよう日々学んでいます。それに、「地元にこんな素敵な家を建てる会社があったのか!」「自分たちの人生設計だとこういう方法もアリだな」などとおっしゃっていただけると、私もとても励みになります。
― より良い選択のためのお手伝いをしてくださるのが、スーモカウンターなんですね。ついいろいろ聞きたくなりそうです。
瀬川:家づくりは経験されたことのない方が多いと思いますので、もっと気楽にご相談いただけたら嬉しいです。これからも「新10分相談」のようなご相談いただきやすい仕組みづくりや、親しみを持っていただくための少しユーモアを交えた会話など、私にできる工夫を凝らしながら、お客様が理想の住まいへ近づけるような、「まだ、ここにない、出会い。」をご提供できたらと思っています。
登壇者プロフィール
※プロフィールは取材当時のものです
- 瀬川千智(せがわ・ちさと)
- リクルート 住まい領域統括 カウンター・請負Division カウンター首都圏部 埼玉グループ
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子ども英会話教室の営業を経て、2019年リクルートに入社。『スーモカウンター』のアドバイザーとして、埼玉県の店舗で店長を務める