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2020年08月13日 転載元:リクルート ワークス研究所

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リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査(JPSED)」をもちい、高齢者(60〜69歳)が仕事に成長実感を得ているか、また生き生きと働いているかを分析した。成長実感を得ている人と、生き生きと働いている人の割合を算出すると、2018年はそれぞれ26.0%、43.3%と前年比で増加した。高齢者の就業率は上昇しているが、仕事に満足して働いている人はまだ多くはない。

続いて二つの仕事満足指標を職種別にみてみよう。生き生きと働くことができている人が多い職種は、営業販売職(45.1%)と専門職・技術職(50.4%)ということがわかる。一方で、生産工程・労務関連は37.7%と低い。営業はやはり人と接する機会が多く、刺激の多い仕事が多いのかもしれない。また専門職・技術職は自分が長年やってきた仕事のため、自分の強みを職場で活かせている可能性がある。一方で生産工程・労務関連は単純作業が多く、やりがいを感じることができない高齢者が多いのかもしれない。

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